今伊勢よしかわクリニック

[内科・循環器内科・外科]

院長:吉川 雅治先生

今伊勢よしかわクリニック

開業のきっかけ

長年、心臓血管外科医として、多くの時間を手術室で過ごしてきました。

年を追うごとに経験を積み、実績もそれなりのものを積み重ねることができましたが、同時に自身の体の老化(老眼、頸椎症など)も自覚するようになりました。

そうした中で、開業独立を考えた時期がありましたが、家族の健康問題・経済的な事情もあり、断念した経緯がありました。

それから数年が経過し、年齢も50歳となり、開業を諦めていたところで、メディカルボックス東海の支援で開業された同門の先生方の様子を医療卸会社の方から伺い、話だけでも聞いてみようと思い紹介していただきました。

メディカルボックス東海の具体的データを含めたお話しを伺い、開業を決断しました。

開業支援としてメディカルボックス東海を選択した理由

開業支援の実績が優れていることが第一でしたが、単に開業支援数だけでなく、開業後のクリニックが盛況であること、更に、私が他で得た情報と比較して、短期間で軌道に乗るクリニックが多いことです。

これは、先生方の努力の賜物であろうかと思いますが、メディカルボックス東海の経験、ノウハウによるところが非常に大きいと感じました。

私の場合は、前述のように開業を決断するのが遅れ、50歳でしたので、この年齢と自身の経済状況で開業できるかどうか、果たして開業したとして見通しは如何なものか、私だけでなく家内も、とても不安に思っており、これが開業を躊躇する原因でした。

しかし、広瀬社長をはじめとするメディカルボックス東海スタッフとお会いし、私が希望する診療スタイル、年齢・自己資金などを提示させていただき、それを勘案した上での候補地選定方法、競合先も考慮した独自の現実的な診療圏調査方法、他の開業支援コンサルタントでは聞くことがなかった開業後を考慮した忌憚のない意見を伺うことができたことが、メディカルボックス東海にお願いすることに決めた理由であったと思います。

メディカルボックス東海のサポートに関して

【開業地の選定】

クリニック開業後の収支立ち上がりを優先した候補地選定をしていただき、数か所を提示していただきました。

近隣競合の有無や診療圏調査結果で優れた収支が見込まれるため、現在の一宮市今伊勢町での開業を決断しました。

また、メディカルボックス東海の人脈から、破格の借地条件での契約をすることができ、安心してスタートすることができました。

【融資のとき】

融資の際も、2つの金融機関で迷いましたが、融資条件などについて知識がないので、細かい点をいろいろアドバイスしていただき、現在の取引銀行に決定しました。

銀行のほうも、メディカルボックス東海の診療圏調査に基づく資金計画であるならということで、契約交渉もスムーズに進み、よい条件で契約をすることができました。

建築設計について

メディカルボックス東海が手掛けたクリニックを何軒か訪問させていただき、いずれも機能的でありながら、デザインも洗練されていて、内装や外構、植栽に至るまで、一貫したコンセプトのもとに仕上げられており、とても気に入りました。

実際に設計を手掛けた建築士さんを紹介していただき、打ち合わせをしながら設計が始まりましたが、こちらの無理な要望も極力取り入れていただき、それがすぐに(早い場合は数日後に)図面に反映されて提示していただけたので、設計がスムーズに進みました。更に感心したのは、建築が始まってからでした。

土地の造成から建屋が完成するまで、建築士さんが、実際に何度も現場に足を運んでいただき、細部に至るまで妥協がなく、コスト面でも、とても厳しく管理していただけて、本当に安心してお任せすることができました。

決して目に触れることがない基礎の部分の杭の長さ、鉄筋の繋ぎ目、使用するコンクリートの配合や量まで自分の目でチェックされていたのには驚きました。

スタッフ採用

スタッフ採用に当たっては、募集広告の作り方・広告配布エリア決定・広告部数決定から採用面接に至るまでサポートしていただき助かりました。

私には人事採用の経験がないため、履歴書と限られた面接時間で人を選ぶというのは難しかったと思いますが、面接に立ち会っていただき、豊富な経験に裏打ちされた「人を見る目」に長けていると思いました。

また、選考後のスタッフ研修においても、クリニック完成から開院までの限られた僅かな期間で、バラバラだった個人をチームとしてまとめ上げていただけたことは、非常に助かりました。

内覧会に当たって

内覧会のサポートだけをとっても、メディカルボックス東海にお願いする価値があるかと思います。

圧倒的な人海戦術で徹底した近隣周知をしていただき、内覧会当日も多くの会場スタッフに手伝っていただき、予想を上回る数の来場者に遅滞なく対応していただき、皆さんに満足して帰っていただけました。

開院後、実際に来院された患者さんからも、内覧会の受付や誘導の対応に感心したとの感想を伺いました。

精神的なサポート

最後に忘れてはならないのは、メディカルボックス東海の精神的サポートです。

開業独立というのは、誰にとっても初めての経験であろうかと思いますが、診療圏調査の見方や資金計画の見方、銀行との契約、借地契約、設計・建築、設備・備品購入やリース契約、役所との手続・届出、スタッフ採用など、分からないことが次から次へと、待ったなしで巡ってきます。

私自身も家内も不安で一杯でしたが、その節目ごとにメディカルボックス東海担当者が、先回りをするように段取りをしていただいて、こちらの不安を常に取り除くかのように、常に精神的な支えになっていただけたのは、私にとって何よりも助かりましたし、感謝しております。